2004年01月19日

●ノーラスむかしばなし

聖騎士団が私に質問した「呪い」とRathe、そしてMagicianとShamanのことについて、興味深い故事を書庫で見つけたので、この写本を今回の考察にあわせて送る。
友よ、あなた方に祝福があらんことを。

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古代より多くのNorrathの冒険者に研究され、常に議論の中心だったことがあります。
最も古い記録ではNajenaDrelznaを襲った冒険者が彼女を殺害した後、荷物を奪う前に哀れな彼女の死体におじぎを3回おこなったり、ジャンプで飛び越えたり、コインをばら撒いたりしたそうです。
その後も、GukのLord部屋で玉座にレーションを置く、カエル串焼きを部屋で作成する、そしてそれをその場でほおばってみせるなどの神事が冒険者の手により執り行われたようで、これらは必ずしも良い結果をもたらしたとは言えないものの、冒険者の心の慰めになっていたと言われています。

人は時として自分の力の及ばぬところに「神」の存在を認めたり、ジンクスを信じ、それを精神的支柱にして自己の精神を防衛しようとするようです。

その行為そのものは、ひとの「信仰心」のあらわれであり、きわめて自然なできごとでありますので、時代が変わり、かつての冒険者が得られなかったであろう圧倒的な力を得るに至った現在のNorrathにおいても、ごく自然な潮流として人々の心を支える礎となっています。


あなた方がその剣を預けた The Saryrn Raiders
そのちからは遂に天上の神々を砕くまでになり、彼らの力を具現化した「宝」をあなた方にもたらすまでに至りました。
彼ら「神の力」に挑み、その報酬として得られる「宝」
そこにはやはり、ジンクスとか、祝福、あるいは呪いといった「特別な力」を感じている人も多いでしょう。

そこに潜む、確かではないけれど、あなた方皆が感じている巨大な力について、おぼろげながらも1つの可能性をこの文献に見ることが出来ますので添えておきます。

------大地に囚われた魔術師の物語-------the ring of scale文献関連の書庫より「故事」---

かつて、伝説の「名も無き存在」により創られたRathe
自身を12のからだに分割しそれぞれに独立した意思を持たせることで、この世界に「安定」をもたらせていると言われる無敵の神

その神々の執行者の眠る大地に、神の時代、あるEruditeとBarbarianが降り立ちました。

そのEruditeは魔法の奥義を極め、彼の仲間の魂のみならず、その肉体をも召還する奥義「英雄召還」を編み出した最初の魔術師
Barbarianは冬の大地に眠る精霊のちからを具現化し、彼の仲間を強靭な戦士に変える奥義を極めたシャーマンでした。

その時代は神々に刃を向けるひとびとがさまざまな徒党を組み、神々が放逐をされていた暗黒の時代。
神々とその創造物でもあるひとびとが苛烈な衝突をしていた時代です。
そのEruditeとBarbarianのいた徒党は、炎の神を、また大気の神も、さらに水の化身もその刃にかけ、ついに大地の神の膝元にまでやってきたのでした。


そのEruditeは自身の「英雄召還」の秘儀により次々とその仲間を大地の神々のもとに召還し、更にシャーマンの「強化の奥義」により、ついに彼らは「大地の神」を滅ぼすに至ります。
しかし、「名も無き存在」はその蛮行に対し大地の神Ratheの力をもって彼らふたりに「ぬぐえない呪い」をかけました。

大地の化身が滅びるそのとき、大地の侵食はふたりの手に、その子々孫々に至るまでの"けがれ"を与えたのです。

「おまえと、おまえの子孫は永久にその呪われ、けがれた手をもつであろう」
滅びる大地の化身がそうささやくのを、そのEruditeの魔術師とBarbarianのシャーマンは知っていましたが、人々の喚起の渦の中でそれはかき消されました。
そしてそのとき、大地の呪いは既に彼らの手で生贄を求める産声をあげていたのですがそれを精神力で無視したのです。

その後、彼らは人の身でありながら、時空の世界にある「神々の本当の体」に挑戦するに至りましたが、その「呪われた手」により真の力を発揮することができずにいました。
ふたりはお互いにその「呪いの手」の事は心のどこかでわかっていたのですが、人知の及ばぬ「名も無き力」には屈するしかなく、甘んじてその苦行を受けていたのです。

ひとびとは、その涙が時空界の時計台のもとで運河をつくるほどに呪われていましたが、それでも彼らは苦痛の神・Saryrnを滅ぼすに至りました。
が、しかし、そのシャーマンは彼女の真の力の具現化である「槍」を手に入れることはできませんでした。

そのとき、BarbarianのシャーマンはきえゆくSaryrnのささやきを聞きます。

「おまえの手は穢れている。その穢れがあるかぎり我が『槍』を得ることはかなうまい」
「穢れ・・・」
「哀れなシャーマンよ、お前の穢れを断ち切るにはただひとつ・・・」


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数日後、かつて大地との戦いの場となった古代都市に、「穢れの刻印」を持つふたりがいました。

「哀れなシャーマンよ、お前の穢れを断ち切るには、その魔術師を人柱として大地に捧げるしかない。ただ一言、こう唱えよ。『ささげる』と。」
シャーマンは苦痛の神、Saryrnにそう告げられたことを、魔術師に明かします。

「アビイスの名において、友よ。」
魔術師はしばし険しい顔を見せたものの、こうシャーマンに告げます。

「友よ、お前が私とともに大地に捧げられようと考えているのはわかっている。
ひとびとの中で私しか「英雄召還」の技を使ってここへの扉を開くことはできない。
ならば、私は、私のすべての力と奥義をもって、うずめる事の出来ない穴をこの大地に穿とう。
君が望むときに私は召還する。
そして友よ、いつか私を解き放ちに来て欲しい。
だから、君は、穢れた手をここに置き、君の場所に帰るのだ。
そして呪いを克服する試練を探求せよ。」

そう言ったあと制止するシャーマンを振り切り、そのEruditeの魔術師は大地の神と穢れた契約を結び、ついにRathe神の祭壇ちかくにおおきな「たて穴」を穿ちます。

契約によりPlane of Tranquilityに飛ばされるシャーマンは、自身の魂に再びRatheがささやくのを聞きます。

「おまえの呪いは解かれる。しかし、心せよ。お前がこの『縛りつけられた』哀れな魔術師を救い出そうと試みるなら、Saryrnの苦行は再び黒い翼をもってお前の手に舞い降りるであろう」

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その後のこの始祖であるシャーマンのことについては記録が残っていません。
ただ、その後、このシャーマンはそれでも軍勢を率い、魔術師の穿った穴を抜け、Rathe神を攻め、魔術師を救い出したと伝えられています。
そして、その魔術師とシャーマンの子孫にはぬぐえない呪いが残っているとも・・・

古い文献には「ある方法」によりそのふたりの呪いが完全に浄化されたとあります。
同時にその文献は、Ratheの神々は、その二人の子孫に永久に呪いを与え、何度転生を繰り返そうとも、その「呪い」を浄化する方法を彼ら自身に探させるという苦行を課しているともあります。

もし、あなたの知り合いで未だに呪われた手を浄化できないこの二人の子孫がいたのなら、
故事に従いRatheに捧げるか、
もしくは一時的に呪いを打ち破る方法として、Ratheを打ち破るか、
またはかつて始祖のふたりが到達したであろう「真の浄化」を探すしかないでしょう。

その真の浄化は、聖騎士の円卓記によれば、「望みをもたらすもの」 - Hopebringerに大きくかかわるものであると思います。
「望みをもたらす」ちからが強いか、「穢れの刻印」が強いのか、それはあなたの目で判断してください。

- Grand Librarian Maelinより、今回のことについての報告

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Posted by Ryp at 2004年01月19日 01:42
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